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執筆者の写真Sari Kaede

映画「You decide.」がロサンゼルスで上映開始




サリー楓の出演するドキュメンタリー映画『You decide.(邦題: 息子のままで、女子になる)』が Los Angeles Diversity Film Festival 2020 にて邦画として初公式招待され、本日から上映が開始します。

今年はCOVID-19の影響でオンライン上映も行われていますので、映画チケットを購入すれば日本からもご覧いただけるそうです!


ダイバーシティの発信地、アメリカの方々にメッセージが伝わりますように。

また、これをきっかけに日本でも新しい未来が議論されますように。




泣いて、笑って、たくさん失敗して…

それでも多くの方々に支えれれて生きている、等身大のサリー楓が収められた映画になっています。私のことを知っている方もこれから知る方も、誰かの琴線に触れられる映画となれば幸いです。



■詳細■

畑島楓(サリー楓)に密着したドキュメンタリー映画『You decide.(邦題: 息子のままで、女子になる)』。ロサンゼルス・ダイバーシティ・フィルムフェスティバルに日本映画として初のノミネートを受ける本作品の海外ポスタービジュアル・特報予告編も同時解禁された。  


新世代のトランスジェンダー女性としてメディアにも注目される畑島楓(サリー楓)。トランスジェンダー女性のミスコン大会、ミス・インターナショナル・クイーンへの挑戦に密着し、彼女の学生生活や家族との不協和音の様子などを赤裸々に映し出すドキュメンタリー映画が完成。8月4日(火)〜30日(日)コロナウイルスの影響でオンライン上で展開されるロサンゼルス・ダイバーシティ・フィルムフェスティバル2020に公式招待された。


本作には、2009年のミス・インターナショナル・クイーン世界大会で優勝したことで知られるはるな愛、浄土宗の僧侶であり世界的に活躍するメイクアップアーティスト・西村宏堂(『クィア・アイ in JAPAN』に出演)、トランスジェンダータレントとして幅広く活躍する西原さつき、LGBTQの就職活動を支援することで注目を集めるソーシャルベンチャー・JobRainbowなど、日本のLGBTQを語る上で重要な出演者たちが脇を固める。


 監督を務めたのは『選挙フェス!』の杉岡太樹。被写体に対してストレートに問いかけるスタイルで知られる杉岡の視点を通し、いまだに見えづらい「トランスジェンダー」という存在の実像が浮かび上がる作品となっている。




■『You decide.』ストーリー■

就職を目前に違和感のあった男性性を捨て、これから始まる長い社会人生活を女性としてやっていこうと決断した楓。幼い頃から夢見ていた建築業界への就職も決まり、学生生活最後の数か月に許されたモラトリアム期間に、楓は女性としての実力を試そうとするかのように動き始めた。  ビューティーコンテストへの出場や講演活動などを通して、楓は才色兼備のトランスジェンダー女性として少しずつ注目を集めるようになる。メディアに対しては、自身が活躍することでトランスジェンダー全体の可能性を押し広げたいと語る楓だが、その胸中には、父親の期待を受け止めきれなかった息子というセルフイメージが根強く残っている。社会的達成を目指す野心的なトランスジェンダー女性と、自己評価の逆転をひそかに願う息子。この二つの間を揺れながら、楓はどんな女性像をつくり上げていくだろう。   これは、いま話題の彼女が『楓』として誕生する瞬間を捉えた、現在進行形のドキュメンタリーである。



■Los Angels Diversity Film Festivalとは■

多種多様な映画製作者、役者、そしてストーリーを自由に偏見やステレオタイプ抜きでショーケースするための舞台として、2014年よりスタートした米ロサンゼルスの国際映画祭。本映画祭は世界中のインディペンデントフィルムを通して、真のマルチカルチャー体験を表現するためのプラットフォームを提供する、今注目の映画祭。

■リンク■

『You decide.』オフィシャルウェブサイト


Los Angels Diversity Film Festival オフィシャルウェブサイト(英語)


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